「志」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

志とは、こころざす／心を目的や目標に向ける／こころざし／立てた信念などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、心部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『志』の字には少なくとも、志シ・ 志すしるす・ 志こころざし・ 志すこころざすの4種の読み方が存在する。

意味

1. こころざす。心を目的や目標に向ける。こころざし。立てた信念。「志向・志願・志気・志行・志士・志操・志望・意志・遺志・高志・厚志・懇志・弱志・宿志・初志・寸志・素志・壮志・大志・同志・闘志・篤志・薄志・芳志・有志・雄志・立志」
2. しるす。書きしるす。書いたもの。類義語：誌「地志・三国志」
3. 志摩国(しまのくに)の略称。「志州」
4. 《律令制》兵衛府・衛門府の第四等官。主典。「左兵衛大志・左兵衛少志」

志の用法：四等官制

四等官制【しとうかんせい】とは、律令制度における四階級で構成された官司体系。日本には大宝律令で導入され、官制の礎を築いた。

志の用法：東海道(行政区画)

東海道(行政区画)【とうかいどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「志」の漢字を語中にもつ四字熟語9種を表にまとめる。

志賀【しか】

[Romaji]Shika

しかまち(志賀町)
福岡県福岡市東区の一地区。
志賀島(シカシマ、シカノシマ)
。

志摩【しま】

[Romaji]Shima

志賀【しが】

[Romaji]Shiga

意志【いし】

[英語]will

(積極的な)考え・意向。
意志が強い、意志が弱い、意志薄弱
。

志木【しき】

[Romaji]Shiki

しきし(志木市)
[交]しきえき(志木駅)
。

文字コード

「志」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「志」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。