「督」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

督とは、みる／ただす／見はる／統べるなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、目部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『督』の字には少なくとも、督トク・ 督るみる・ 督いるひきいる・ 督すただす・ 督かしら・ 督すうながすの6種の読み方が存在する。

意味

1. みる。ただす。見はる。統べる。「督励・監督・都督」
2. 促す。急き立てる。「督戦・督促」
3. かしら。軍を率いる。長官。「総督・提督」
4. おさ。家を率いる跡目。「家督」
5. 《律令制》兵衛府・衛門府の第一等官。長官。「左兵衛督・右兵衛督」

督の用法：四等官制

四等官制【しとうかんせい】とは、律令制度における四階級で構成された官司体系。日本には大宝律令で導入され、官制の礎を築いた。

熟語

督学【とくがく】

学事を監督すること。また、その人。
督学官[歴]1872年(明治5年)文部省督学局の職員。

総督府【そうとくふ】

[英語]thegovernment-general

植民地を統轄する総督が政務を執(ト)った役所。
[歴]かつて日本が統治した旧植民地の最高行政官庁。
朝鮮総督府と台湾総督府があった。

キリスト／基督【きりすと】

[葡]Christo

インド総督【いんどそうとく】

[英語]GovernorGeneralofIndia

督学官【とくがくかん】

[歴]旧制の教育行政官。文部大臣の指揮を受けて学事の視察・監督をつかさどる奏任官。
文部省の専門学務局または普通学務局に属した。

文字コード

「督」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「督」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。