「助」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

助とは、たすける／人に力を貸す／救いなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、力部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『助』の字には少なくとも、助ゾ・ 助ジョ・ 助ショ・ 助けるたすける・ 助かるたすかる・ 助すけの6種の読み方が存在する。

意味

1. たすける。人に力を貸す。救い。
   • ジョ。「助言・助産・助勢・助成・助長・助命・助力・一助・援助・救助・互助・賛助・神助・自助・天助・内助・扶助・補助・幇助(ほうじょ)・佑助(ゆうじょ)」
2. 主を助けるはたらきを表すもの。
   • ジョ。「助詞・助手・助辞・助役(じょやく)・助教授・助監督」
3. 物の特徴や性質を表して人物の呼称とする語。
   • すけ。「ちび助・寝坊助(ねぼすけ)・飲み助・がってん承知の助」
4. 《律令制》各寮の第二等官。次官。
   • すけ。「内蔵助(くらのすけ)・大舎人助」

助の用法：四等官制

四等官制【しとうかんせい】とは、律令制度における四階級で構成された官司体系。日本には大宝律令で導入され、官制の礎を築いた。

助の用法：助字(漢文)

助字(漢文)【じょじ】とは、漢文の品詞の一つ。文法の構成を助ける付属語。日本語の助詞・助動詞に通ずる。助辞。

熟語

四字熟語

「助」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

助部【すけべ】

[Romaji]Sukebe

露助【ろすけ】

[露]Russkii

助番【すけばん】

当番が欠勤したとき、その補欠として番を勤めること。また、その人。
。

福助【ふくすけ】

[経]靴下・肌着の大手製造会社。
本社は大阪府堺市。1882年(明治15年)足袋装束店として創業。

三助【さんすけ】

[古](江戸時代に)下男の通り名。でっち(丁稚)、おさんどん(おさんどん)。
銭湯で、風呂の湯を焚(タ)いたり、浴客の背中を洗ったりする男の使用人。

文字コード

「助」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「助」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。