異体字「即」については「即(漢字)」をご覧ください。
卽とは、つく/役職や地位に就く/位置につくなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、卩部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 卽 | |
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読み | 音読み | ソク シキ 《外》ショク |
訓読み | 《外》すなわ(ち) 《外》つ(く) |
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部首 | 卩部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 卩部7画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第3水準 | |
漢字検定 | 漢検1級・漢検準1級 |
字体 | 即 |
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画数 | 7画 |
Unicode | U+5373 |
JISX0213 | 1-34-08 |
書き方・読み方
読み方
『卽』の字には少なくとも、卽・ 卽・ 卽・ 卽く・ 卽ちの5種の読み方が存在する。
意味
卽の用法:助字(漢文)
助字(漢文)【じょじ】とは、漢文の品詞の一つ。文法の構成を助ける付属語。日本語の助詞・助動詞に通ずる。助辞。
前置詞 | 於 | 于 | 乎 | 以 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
接続詞 | 而 | 且 | 雖 | |||||
結構助詞 | 者 | 所 | 之 | |||||
順接仮定 | 若 | 如 | 設 | 卽 | 則 | 儻 | 苟 | 假 |
逆接仮定 | 縱 | 雖 | ||||||
使役助字 | 使 | 令 | 敎 | 遣 | 俾 | |||
文末助字 | 乎 | 也 | 矣 | 焉 | 哉 | 與 | 歟 | 夫 |
邪 | 耶 | 已 | 耳 | 爾 | ||||
結果 | 則 | 卽 |
文字コード
「卽」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+537D |
---|---|
JISX0213 | 1-14-81 |
戸籍統一文字番号 2 | 033250 |
住基ネット統一文字 | J+537D |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 967 |
新大字典4 | 講談社 | 1569 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 1171 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 2872 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 1145 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「卽」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「卽」についての総括
- 卽の画数 :9画
- 卽の部首 : 卩
- 卽の読み方:ソク・ショク・シキ・つく・すなわち
- 卽の意味 :つく/役職や地位に就く/位置につく
以上で「卽」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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