「者」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

者とは、もの／人／行為や状態の主体を表すなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、老部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『者』の字には少なくとも、者シャ・ 者ものの2種の読み方が存在する。

意味

1. もの。人。行為や状態の主体を表す。「作者・勇者」「医者・王者・間者(かんじゃ)・学者・行者(ぎょうじゃ)・芸者・使者・儒者・勝者・盛者(じょうしゃ)・仁者・達者・知者・長者(ちょうじゃ)・読者・筆者・武者(むしゃ)・役者・当事者・被害者・配偶者・数寄者(すきしゃ)」
2. 事。物事。事柄。「前者・後者」
3. 時間を表す語に添える助字。「往者・来者・今者(きんしゃ)・昔者(せきしゃ)」

者の用法：助字(漢文)

助字(漢文)【じょじ】とは、漢文の品詞の一つ。文法の構成を助ける付属語。日本語の助詞・助動詞に通ずる。助辞。

熟語

四字熟語

「者」の漢字を語中にもつ四字熟語12種を表にまとめる。

験者【げんざ】

しゅげんじゃ(修験者)
。

間者【かんじゃ】

参考うかみ(斥候、窺見、候、間諜)、かまり(かまり、屈り)、くさかまり(草屈)、にんじゃ(忍者)
。

曲者【くせもの】

あやしい者。
。

力者【りきしゃ】

[Romaji]rikisha

力の強い者。
力士(リキシ)・相撲取(スモウト)り。
[歴]力者法師の略称。

験者【げんじゃ】

しゅげんじゃ(修験者)
。

文字コード

「者」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「者」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。