「総」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

総とは、まとめる／一つに集め合わせる／締めくくるなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『総』の字には少なくとも、総ソウ・ 総ス・ 総ふさ・ 総てすべて・ 総べるすべるの5種の読み方が存在する。

意味

1. まとめる。一つに集め合わせる。締めくくる。「総括・総合・総計」
2. すべる。全体を取り締まる。治める。「総轄・総監・総裁・総長・総統・総督・総務・総理・総領」
3. すべて。全部。全ての。揃って。皆。「総意・総員・総会・総額・総数・総勢・総力・総論」
4. ふさ。束ねた糸や毛の先を垂らしたもの。「総角」
5. 上総国(かずさのくに)・下総国(しもうさのくに)の略称。「総州」

総の用法：東海道(行政区画)

東海道(行政区画)【とうかいどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県にまたがる地域をさす。

熟語

総武【そうぶ】

[Romaji]Sobu／So-Bu

総州(ソウシュウ)(現:千葉県)と武州(ブシュウ)(現:東京都)の併称。
総武線：そうぶほんせん(総武本線)
。

総統【そうとう】

全体を統(ス)べくくること。また、その官職や人。
([中国語]zongtang)中華民国政府の最高官職。

総奏【そうそう】

[伊]tutti(全てで)

下総【しもふさ】

[Romaji]Shimofusa

しもうさ(下総)
しもふさまち(下総町)
。

総角【そうかく】

あげまき(総角、揚巻、上げ巻)
。

文字コード

「総」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「総」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。