端とは、ただしい/形が整っているなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、立部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 端 | |
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読み | 音読み | タン 《外》セン 《外》ベン 《外》メン |
訓読み | はし はた 《高》は 《外》ただ(しい) 《外》はした 《外》はじ(め) 《外》はな |
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部首 | 立部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 立部9画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『端』の字には少なくとも、端・ 端・ 端・ 端・ 端・ 端・ 端め・ 端・ 端・ 端・ 端しいの11種の読み方が存在する。
意味
- ただしい。形が整っている。「端厳・端座・端正・端麗・異端」
- はし。はた。末。縁。際。「端末・一端・極端・先端・突端・筆端・末端・両端」
- はじめ。きっかけ。糸口。兆し。「端緒・途端・発端」
- まさに。「端的」
- 事柄。「多端・万端」
- はんぱ。はした。ハ。「端数・端役・半端」
- 織物の長さ・大きさの単位。一端は成人一着分の幅と丈。類義語:反「一端」
- 端【はした】
-
- 中途半端なこと。どちらともつかないこと。はしたなし(端なし)。
- 数の揃わないこと。不足または余っていること。はんぱ(半端)、端数(ハスウ)。
- [歴]はしため(端女)の略称。
はしため(端女)
熟語
四字熟語
「端」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。
多岐多端 | 多事多端 | 端木辞金 |
用意万端 | 容姿端麗 |
端【はした】
中途半端なこと。どちらともつかないこと。はしたなし(端なし)。
端島【はしま】
[Romaji]Hashima
[地]長崎県南西部、長崎半島の西方にある無人島。長崎県西彼杵郡(ニシソノギグン)高島町(タカシマチョウ)に所属する。炭鉱労働者の鉄筋高層住宅が林立した島の形が、明治時代の軍艦土佐の姿に似ていたことから「軍艦島(グンカンジマ)」とも呼ばれる。
妻/端【つま】
[建]切妻(キリヅマ)や入母屋(イリモヤ)などの屋根の両端部分。三角形の側面の壁面。大棟(オオムネ)の方向と直角をなす両側面。
下端【したば】
[Romaji]shitaba
物の下面。
[建]石積みで、合端(アイバ)の下面。
関西では「天端(テンバ)」とも呼ぶ。
端山【はやま】
連山の端(ハシ)の方にある、人里(ヒトザト)に近い山。
「外山(トヤマ)」、「浅い山」とも呼ぶ。
⇔たかみね(高峰)、おくやま(奥山)、みやま(深山)
。
文字コード
「端」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7AEF |
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JISX0213 | 1-35-28 |
戸籍統一文字番号 2 | 288710 |
住基ネット統一文字 | J+7AEF |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 6971 |
新大字典4 | 講談社 | 11571 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8433 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 25806 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8181 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「端」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「端」についての総括
- 端の画数 :14画
- 端の部首 : 立
- 端の読み方:メン・ベン・タン・セン・はな・はた・はじめ・はした・はし・は・ただしい
- 端の意味 :ただしい/形が整っている
以上で「端」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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