「窓」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、まど/明かり取りなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、穴部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「窓」
字体
読み 音読み ソウ
訓読み まど
部首 穴部
画数 総画数 11画
部首内画数 穴部6画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検5級
日本語能力検定 JLPT N3

書き方・読み方

書き方

窓_書き方
窓の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソウまどの2種の読み方が存在する。

意味

  1. まど。かりり。「窓下・窓外・窓前・獄窓・車窓・船窓」
  2. まどのある部屋。学校。。「学窓・深窓・同窓」

熟語

四字熟語

「窓」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「窓」が入る四字熟語
蛍窓雪案けいそうせつあん 北窓三友ほくそうのさんゆう

窓/窗【まど】

ノコギリ(鋸)で、幾つかの歯の間に空けられた、やや広い隙間(スキマ)。
オガクズ(大鋸屑)を排出する働きをする。

天窓【てんまど】

[英語]skylight

[建]採光・換気・排煙のため、屋根に設けた窓。
ドーム(半円球)状のものもある。
駅舎やアーケードなどにも用いる。

葭窓【よしまど】

[建]下地窓の別称。
したじまど(下地窓、助枝窓)

窓台【まどだい】

[英語]windowsill(offrame)

[建]窓の敷居(シキイ)(sill)を受ける水平材。窓の下枠の補強材。まぐさ(まぐさ、目草)。

聖窓【ひじりまど】

[古]江戸時代、遊郭の下等な遊女屋(局見世)に設けられた箱型の格子付きの出窓。
出格子(デゴウシ)に似て、それより小さく箱形に外へ張り出したもの。
町屋の入口脇にも用いられた。

文字コード

「窓」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「窓」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7A93
JISX0213 1-33-75
戸籍統一文字番号 2 285390
住基ネット統一文字 J+7A93

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「窓」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6914
新大字典4 講談社 11490
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8351
大漢和辞典6 7 大修館書店 25494
大漢語林8 大修館書店 8110

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年(昭和43年)
学年別漢字配当表(昭和43年)に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表(備考欄)」に記載される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第6学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「窓」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「窓」についての総括
  1. 窓の画数 :11画
  2. 窓の部首 : 穴
  3. 窓の読み方:ソウ・まど
  4. 窓の意味 :まど/明かり取り
以上で「窓」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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