「室」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

室とは、へや／奥まった部屋／屋内の区切られた部屋／居間などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、宀部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『室』の字には少なくとも、室シツ・ 室シチ・ 室シ・ 室むろ・ 室へや・ 室つま・ 室いえの7種の読み方が存在する。

意味

1. へや。奥まった部屋。屋内の区切られた部屋。居間。対義語：堂「室温・暗室・客室・居室(きょしつ)・教室・個室・茶室・病室・満室・洋室・和室」
2. いえ。一族。家族。「王室・皇室・宮室・宗室・帝室」
3. むろ。ほら穴。穴倉(あなぐら)。「土室・石室・氷室・玄室」
4. 妻。夫人。「正室・側室・令室」
5. 室宿。二十八宿の一つ。はついぼし。

室の用法：二十八宿

二十八宿【にじゅうはっしゅく】とは、古代中国発祥の星座区分。黄道(太陽の道)を二十八に分けて天文学・占星術に活用した。

熟語

個室【こしつ】

(aprivateroom)個人用の部屋。
寮・研究室など長期に使用されるもの。
(asingleroom)一人用の部屋。

根室【ねむろ】

[Romaji]Nemuro

部室【ぶしつ】

[英語]clubroom

継室【けいしつ】

後妻。後添(ノチゾ)い。
。

閨室【けいしつ】

けいぼう(閨房)
(転じて)妻。内室(ナイシツ)・奥方(オクガタ)。
古代ギリシア・ローマの女部屋：ぐないけいおん(グナイケイオン)ペルシア・インドなどの女部屋：ぜなーな(ゼナーナ)
。

文字コード

「室」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「室」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。