「翼」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

翼とは、つばさ／鳥の羽／虫の翅／飛行機の翼などの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、羽部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『翼』の字には少なくとも、翼ヨク・ 翼つばさ・ 翼けるたすけるの3種の読み方が存在する。

意味

1. つばさ。鳥の羽。虫の翅。飛行機の翼。「機翼・銀翼・主翼・比翼・尾翼・鵬翼(ほうよく)」
2. たすける。庇う。力を貸す。類義語：翊「翼賛・輔翼(ほよく)・扶翼」
3. 本陣の左右に展開する軍隊。「左翼・右翼」
4. 思想傾向。また、その思想団体。類義語：傾「左翼・右翼」
5. 翼宿(よくしゅく・たすきぼし)。二十八宿の一つ。コップ座・うみへび座の内の22星から成る。南方の第六宿。

翼の用法：二十八宿

二十八宿【にじゅうはっしゅく】とは、古代中国発祥の星座区分。黄道(太陽の道)を二十八に分けて天文学・占星術に活用した。

熟語

四字熟語

「翼」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

翼【よく】

[鳥](鳥の)つばさ(翼)・はね(羽)。
つばさ状のもの。
[空]飛行機などの機体から張り出した翼状のもの。

補助翼【ほじょよく】

[英語]aileron(エイルロン)

比翼塚【ひよくづか】

相愛の男女を一所に葬って築いた墓。
「夫婦塚(メオトヅカ)」とも呼ぶ。
(特に)情死や後追(アトオ)い心中をした男女を一所に葬ったもの。

先尾翼機【せんびよくき】

[空]かなーど(カナード)
。

カナード翼【かなーどよく】

[英語]canardwing

文字コード

「翼」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「翼」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。