「奥」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ


とは、おくの部屋/おくまった所/深い場所などの意味をもつ漢字である。日本では常用漢字に指定されている。大を部首にもつ漢字のひとつに数えられ、12画の画数を有する。

漢字「奥」
字体
分類常用漢字
部首大【だい】
画数総画数12画
部首内画数大部9画
読み音読み《高》オウ
訓読みおく
《外》くま
JIS漢字水準JIS第1水準
漢字検定漢検4級
日本語能力検定JLPT N2
学習レベル中学校在学程度

意味

意味と用例

  1. おくの部屋。おくまったい場所。反義語:「奥地・胸奥・内奥・堂奥」
  2. おくくて意味のある。いこと。「奥義・奥旨・奥妙・秘奥・深奥・蘊奥(うんのう)」
  3. 陸奥国(むつのくに)の略称。「奥州(オウシュウ)」

英語翻訳(English translation)

  1. heart
  2. interior

書き方と読み方

奥の書き方

奥_書き方
奥の書き順【筆順】

奥の読み方

オウくまおく

部首と構成

部首

大部(だいぶ)

奥の部首はであり、大を部首にもつ漢字の集まりを大部という。大部には「正面から見た人」という意がある。

大部における「奥」

奥の漢字は、大の画数+9画で構成されるため、大部9画の漢字と表現される。

熟語

異体字・新字体・旧字体

「奥」と読み方や意味が同一でありながら、字体が異なる漢字を示す。

「奧」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

熟語・関連語句

一般的な国語辞典などに記載されている「奥」の字が含まれる熟語を以下に列記する。

奥羽越列藩同盟【おううえつれっぱんどうめい《あううゑつれつぱんどうめい》】

  • [歴]1868年(慶応4.5.年)戊辰戦争に際して、奥羽・北越の諸藩の間で新政府(官軍)に対抗するため結ばれた軍事同盟。
    1868(慶応4.4.11)江戸開城後、会津藩・鶴岡藩ら幕末期に佐幕活動を行っていた諸藩の藩主はそれぞれ藩地に戻って謹慎していたが、3月に仙台に入っていた官軍側の奥羽鎮撫総督九条道孝・総督府参謀大山綱良(ツナヨシ)・同参謀世良修蔵らは会津藩・庄内藩の追討を目指し仙台藩・米沢藩らに討伐を命じる。
    仙台藩・米沢藩が中心となって二本松藩など14藩の重臣が仙台藩白石城(シロイシジョウ)に集まり、官軍側に徳川慶喜(ヨシノブ)の寛大な処分と会津藩・庄内藩の赦免を嘆願したが拒否され、処分強硬派とされる世良修蔵を暗殺。5月31日奥羽25藩の重臣が再び白石城に集まり、会津征討中止の建白書を作成して連合、君側(クンソク)の奸(カン)である薩長軍(官軍)を討つとした奥羽列藩同盟が成立。さらに会津藩と盟約を結んでいた北越の長岡藩・新発田藩(シバタハン)ら6藩がこれに参加し31藩となり奥羽越列藩同盟が成立。
    当初は仙台藩主を盟主に、のち1868.7.4(慶応4.5.15)の彰義隊戦争で敗れ北走した輪王寺宮(リンノウジノミヤ)公現(コウゲン)法親王(のち北白川宮能久<ヨシヒサ>親王)を推戴し、参謀には旧幕臣の小笠原長行(ナガミチ)らが入り、白石城に公議府、福島に軍事府を設置。
    洋式軍備に優(マサ)っていた官軍が白河口・越後口から進攻すると秋田藩などが官軍側に協力をはじめ、7月に長岡藩が敗北して北陸が鎮定(北越戦争)し、白河・棚倉・二本松が攻略されると脱落する藩が相次ぎ、米沢藩・仙台藩も降伏し会津落城を前に同盟は自然瓦解。
    9月22日会津藩が降伏し(会津戦争)、官軍により平定された。しょうぎたい(彰義隊)、『人名辞典』おおやまつなよし(大山綱良)。
  • 同盟諸藩の藩主には減封・処罰が行われた。

奥入瀬川【おいらせがわ《おいらせがは》】

    [Romaji]OiraseGawa

  • [地]青森県南東部を東流する川。
    青森県と秋田県の県境にある十和田湖(トワダコ)東岸の子ノ口(ネノクチ)から流出して北流し、焼山(ヤキヤマ)付近から東流して三本木原(サンボンギハラ)台地の南部を通り、八戸市(ハチノヘシ)北方の上北郡(カミキタグン)おいらせ町(マチ)で太平洋に注(ソソ)ぐ川。長さ71キロメートル、流域面積820平方キロメートル。相坂水系の二級河川。
    上流の子ノ口~焼山間約14キロメートルの奥入瀬渓谷は滝や瀬が多く景勝地で、十和田八幡平国立公園に含まれる。
    下流では「相坂川(アイサカガワ)」とも呼ぶ。
  • 江戸時代は「大川」、「市川」と呼ばれた。

特殊用語・専門用語

「奥」の字に特殊な意味をこめて扱う東山道(行政区画)のようなケースが存在する。

東山道(行政区画)【とうさんどう】

東山道の一覧
東山道
律令国名州名略字
近江国近州
美濃国濃州
飛騨国飛州
信濃国信州
上野国上州
下野国野州
陸奥国奥州
陸州

出羽国羽州
説明
飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。 現在の青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、長野県、岐阜県、滋賀県にまたがる地域をさす。

検索手法

文字コード

「奥」の漢字を電子計算機上で取り扱うため、複数の文字規格が策定されている。各規格において固有の識別コード《文字コード》が「奥」の字に割り当てられる1

「奥」の文字コード一覧
Unicode / UCS 2U+5965
JISX0213 1-17-92
戸籍統一文字番号 3068570
住基ネット統一文字J+5965

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「奥」の検字番号一覧
書籍出版社検字番号
角川大字源4角川書店1786
新大字典5講談社3031
新潮日本語漢字辞典6新潮社2223
大漢和辞典7 8大修館書店5981
大漢語林9大修館書店2165

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検事番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「奥」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「奥」についての総括
  1. 奥の画数 :12画
  2. 奥の部首 : 大
  3. 奥の読み方:オウ,くま,おく
  4. 奥の意味 :おくの部屋/おくまった所/深い場所
以上で「奥」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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