「堂」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

堂とは、神仏などを祀るための建物などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、土部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『堂』の字には少なくとも、堂ドウ・ 堂トウ・ 堂たかどのの3種の読み方が存在する。

意味

1. 神仏などを祀るための建物。「堂塔・金堂(こんどう)・禅堂・聖堂・正堂・法堂(はっとう)・仏堂・本堂・御堂(みどう)・礼堂(らいどう)」
2. 人の集まる建物。[大[きな建造物。「堂宇・堂下・堂上・楽堂(がくどう)・講堂・殿堂・満堂」
3. 家。住まい。居室。「草堂・尊堂」
4. 立派な様子。厳めしいさま。「堂堂」
5. 他人の母に対する敬称。「母堂・北堂」
6. 屋号や雅号などにつける語。「資生堂・任天堂・博報堂・平和堂・羊華堂」

熟語

四字熟語

「堂」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

七堂【しちどう】

[仏]寺院に備わっている建物。
「七堂」は「悉堂(シツドウ)」のことで、建物の完備した寺の意味ともいう。宗派によって建物の名称も種類も異なる。

赤堂【あかどう】

[俗]京都広隆寺の講堂の俗称。こうりゅうじ(広隆寺)。
。

聖堂【せいどう】

([中国語]Shengtang)孔子の霊を祀(マツ)った建物。こうしびょう(孔子廟)。
(特に)東京都文京区湯島にある湯島聖堂(ユシマセイドウ)。

食堂【じきどう】

寺院で僧侶などが食事をする部屋。
「食堂」は一般には「しょくどう」と読む。
。

堂島【どうじま】

[Romaji]Dojima

大阪府大阪市北区の地名。
米市は、天満(テンマ)青物市、雑喉場(ザコバ)の魚市と並び称された。1730年(享保15年)大坂堂島米会所が公許。

文字コード

「堂」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「堂」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。