「厳」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

厳とは、おごそか／いかめしいなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、ツ部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『厳』の字には少なくとも、厳ゴン・ 厳ゲン・ 厳ガン・ 厳しいきびしい・ 厳かおごそか・ 厳しいいかめしい・ 厳ついいかついの7種の読み方が存在する。

意味

1. おごそか。いかめしい。「厳粛・厳然・威厳・謹厳・森厳・尊厳・端厳」
2. きびしい。激しい。容赦がない。「厳科・厳格・厳寒・厳禁・厳刑・厳酷・厳守・厳重・厳粛・厳正・厳選・厳達・厳談・厳冬・厳罰・厳密・厳秘・厳封・厳命・戒厳・峻厳(しゅんげん)・冷厳」
3. 飾る。「荘厳(しょうごん)」
4. 父に対する尊称。「厳父・厳君」

熟語

四字熟語

「厳」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

華厳【けごん】

[仏]「行(ギョウ)」を「華」にたとえ、多くの修行によって仏果(ブッカ)を荘厳(ショウゴン)すること。
。

厳し【いづくし】

いつくし(厳し)
。

厳し【いつくし】

いかめしい。おごそかである。
「いづくし(厳し)」、「いつかし(厳し)」とも呼ぶ。

厳星【いかぼし】

[Romaji]ikaboshi／ika-boshi

兜(カブト)に打たれた鋲(ビョウ)の頭(星)が大きく厳(イカ)めしいもの。ほし(星)。
平安末期の兜に多い。

厳し【いつかし】

いかめしい。荘重(ソウチョウ)である。立派(リッパ)である。

文字コード

「厳」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「厳」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。