「籍」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

籍とは、ふみ／書物／文書／戸籍などの意味をもつ漢字。20画の画数をもち、竹部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『籍』の字には少なくとも、籍セキ・ 籍ジャク・ 籍シャ・ 籍ふみ・ 籍むふむ・ 籍くしくの6種の読み方が存在する。

意味

1. ふみ。書物。文書。戸籍。「漢籍・経籍・史籍・書籍・珍籍・典籍」
2. 人別／戸別／地別に記した公式帳簿。「移籍・学籍・軍籍・戸籍(こせき)・国籍・在籍・除籍・僧籍・地籍・党籍・入籍・復籍・本籍」
3. 耕す。踏み耕す。耕作する。「籍田」

熟語

四字熟語

「籍」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

戸籍【こせき】

参照こせきほう(戸籍法)、ぎせき(偽籍)
中国：ここうぼ(戸口簿)
。

書籍【しょせき】

書物・図書・本。
「しょじゃく」とも読む。1981年(昭和56年)書籍の売り上げが雑誌に抜かれる。

族籍【ぞくせき】

[歴]華族(カゾク)・士族(シゾク)・平民(ヘイミン)などの族称を表した、国民の階級。1869年(明治2.6.年)公卿・諸侯(大名)を華族(カゾク)と、農工商を平民と改称。1870年(明治3.9.年)卒族を設ける。

書籍【しょじゃく】

[古]しょせき(書籍)
書籍館：しょじゃくかん(書籍館)
。

壬申戸籍【じんしんこせき】

干支(エト)が壬申の年に作成されたことから。

文字コード

「籍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「籍」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。