「絡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、つなぐ/つながる/まとう/つつむ/からむ/からまるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、糸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「絡」
字体
読み 音読み ラク
《外》カク
訓読み 《高》から(まる)
《高》から()
《高》から(める)
《外》から(げる)
《外》つな()
《外》まと()
部首 糸部
画数 総画数 12画
部首内画数 糸部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

絡_書き方
絡の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ラクカク絡うまとう絡ぐつなぐ絡めるからめる絡むからむ絡まるからまる絡げるからげるの8種の読み方が存在する。

意味

つなぐ/つながる/まとう/つつむ/からむ/からまる

熟語

四字熟語

「絡」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「絡」が入る四字熟語
脈絡通徹みゃくらくつうてつ

刺絡【しらく】

[英語]phlebotomy/bloodletting、[フランス語]saignee

[医]漢方で、三稜鍼(サンリョウシン)で患者の鬱血(ウッケツ)した静脈を刺し、悪血(オケツ)を体外に除去すること。また、その術。
「瀉血(シャケツ)」とも呼ぶ。

地絡【ちらく】

[電]あーす(アース)
[電]落雷などの事故により、電気装置が大地と電気的に接続が生じ、通電すること。

経絡【けいらく】

[医]漢方医学で血管や神経の経路。筋肉の筋目(スジメ)。
「経」は動脈を、「絡」は静脈を意味する。

短絡【たんらく】

[電]しょーと(ショート)
物事の関係を単純に結び付けてしまうこと。
特に、関係のない物事を思慮なく性急に結び付けること。

連絡簿【れんらくぼ】

[教]つうちひょう(通知表)

文字コード

「絡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「絡」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7D61
JISX0213 1-45-77
戸籍統一文字番号 2 306400
住基ネット統一文字 J+7D61

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「絡」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7366
新大字典4 講談社 12198
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8960
大漢和辞典6 7 大修館書店 27426
大漢語林8 大修館書店 8657

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「絡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「絡」についての総括
  1. 絡の画数 :12画
  2. 絡の部首 : 糸
  3. 絡の読み方:ラク・カク・まとう・つなぐ・からめる・からむ・からまる・からげる
  4. 絡の意味 :つなぐ/つながる/まとう/つつむ/からむ/からまる
以上で「絡」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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