緋とは、ひいろなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、糸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 緋 | |
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読み | 音読み | ヒ |
訓読み | あか | |
部首 | 糸部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 糸部8画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『緋』の字には少なくとも、緋・ 緋の2種の読み方が存在する。
意味
ひいろ
熟語
緋色【ひいろ】
[色]アカネ(茜)で最も鮮やかに染めた色。濃く明るい朱色。
英語のスカーレット(scarlet)の訳の「緋色」は臙脂虫の一つケルメスからとった染料で染めた色。
浅緋【うすひ】
[色]薄い緋色(ヒイロ)。当色の一つ。とうじき(当色)、こきひ(深緋、濃緋)、ひいろ(緋色)。
緋の袴【ひのはかま】
[服]深紅色の精好(セイゴウ)織りで仕立てた袴。
宮中の女官が着用し、現在では神社の巫女(ミコ)などが着用。
「紅(クレナイ)の袴」とも呼ぶ。
深緋/濃緋【こきひ】
[色]濃い緋色(ヒイロ)。当色の一つ。とうじき(当色)、うすひ(浅緋)、ひいろ(緋色)。
緋鯉【ひごい】
[英語]redcarp/goldcarp
[魚]コイ(鯉)の一変種。体色が黄赤色・金色・紅色・白色のものの総称。観賞用・愛玩用で食用にはしない。
文字コード
「緋」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7DCB |
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JISX0213 | 1-40-76 |
戸籍統一文字番号 2 | 308350 |
住基ネット統一文字 | J+7DCB |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | 12311 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9031 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「緋」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「緋」についての総括
- 緋の画数 :14画
- 緋の部首 : 糸
- 緋の読み方:ヒ・あか
- 緋の意味 :ひいろ
以上で「緋」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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