翌とは、あくる/次のなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、羽部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 翌 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ヨク 《外》イク |
訓読み | ||
部首 | 羽部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 羽部5画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『翌』の字には少なくとも、翌・ 翌の2種の読み方が存在する。
意味
- あくる。次の。「翌朝・翌月・翌日・翌週・翌春・翌年」
熟語
翌檜ガス田【あすなろがすでん】
りゅうせいがすでん(龍井ガス田)
。
アスナロ/翌檜/翌桧/羅漢柏【あすなろ】
[学名]Thujopsisdolabrata
[植]マツ目(Pinales)ヒノキ科(Cupressaceae)アスナロ属(Thujopsis)の常緑高木。1属1種。「アスナロウ」、「アスハヒノキ」、「ヒバ(檜葉、桧葉)」、「羅漢柏(ラカンハク)」、「ラカンショウ(羅漢松)」とも呼ぶ。
アスハヒノキ/翌檜/翌桧【あすはひのき】
[植]アスナロの別称。
あすなろ(アスナロ、翌檜、翌桧、羅漢柏)
。
文字コード
「翌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7FCC |
---|---|
JISX0213 | 1-45-66 |
戸籍統一文字番号 2 | 320120 |
住基ネット統一文字 | J+7FCC |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7703 |
新大字典4 | 講談社 | 12790 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9344 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 28657’ |
大漢語林8 | 大修館書店 | 9020 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年(昭和43年)
学年別漢字配当表(昭和43年)に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表(備考欄)」に記載される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「翌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「翌」についての総括
- 翌の画数 :11画
- 翌の部首 : 羽
- 翌の読み方:ヨク・イク
- 翌の意味 :あくる/次の
以上で「翌」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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