肩とは、かた/腕と胴とが繫がる関節の上部などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 肩 | |
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読み | 音読み | 《外》カン 《外》コン 《高》ケン |
訓読み | かた | |
部首 | 肉部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 肉部4画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『肩』の字には少なくとも、肩・ 肩・ 肩・ 肩の4種の読み方が存在する。
意味
- 肩【かた】
-
[英語]shoulder(ショルダー)、[フランス語]epaule(エポール)
- 参照しょるだー(ショルダー)
- 肩に乗った神:ぐしょうしん(倶生神)
熟語
四字熟語
「肩」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
比肩随踵 | 偏袒右肩 |
肩【かた】
[英語]shoulder(ショルダー)、[フランス語]epaule(エポール)
参照しょるだー(ショルダー)
肩に乗った神:ぐしょうしん(倶生神)
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路肩【ろかた】
[交](山道などで)道の端(ハシ)がガケ(崖)になっていて、肩のように落ち込んでいる箇所。
「ろけん(路肩)」とも呼ぶ。
[交]道路の両端。
肩ツキ【かたつき】
[印]モノルビの一種。縦組で漢字一字一字にルビを振る場合に漢字の上部に合わせること。ものるび(モノルビ)。
領巾/肩巾【ひれ】
帯状の薄い布。古代に、風を起こしたり鎮めたり、また害虫・毒蛇などの難をのがれる呪力があると信じられていた。
[歴]大和朝廷時代から奈良・平安時代にかけて、正装した婦人が用いた服飾具。
肩掛け【かたかけ】
[服]「ショール(shawl)」、「ストール(stole)」とも呼ぶ。せらーぺ(セラーペ)。
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文字コード
「肩」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+80A9 |
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JISX0213 | 1-24-10 |
戸籍統一文字番号 2 | 326800 |
住基ネット統一文字 | J+80A9 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 7845 |
新大字典4 | 講談社 | 13048 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9513 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4655 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「肩」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 肩の画数 :8画
- 肩の部首 : 肉
- 肩の読み方:コン・ケン・カン・かた
- 肩の意味 :かた/腕と胴とが繫がる関節の上部
ウサタロー