胴とは、動物の頭と手と足を除いた部分/また、それに似た形や部位などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 胴 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ドウ 《外》トウ 《外》ズ |
訓読み | ||
部首 | 肉部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 肉部6画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『胴』の字には少なくとも、胴・ 胴・ 胴の3種の読み方が存在する。
意味
熟語
胴炭【どうずみ】
(茶の湯で炉または風炉<フロ>に)最初に据(ス)える切炭。
横向きに据える置き炭で、菊炭(キクズミ)を添える心(シン)とする。きくずみ(菊炭)。
胴懸【どうがけ】
山鉾(ヤマボコ)の左右の側面を飾る錦織(ニシキオリ)。やまぼこ(山鉾)。
。
胴胸【どうむね】
[運]剣道防具の胴で、胸部をおおう部分。
一般に革や飾り糸で飾られている。
腹をおおう部分は胴台(ドウダイ)。
胴台【どうだい】
[運]剣道防具の胴で、腹部をおおう部分。
胸をおおう部分は胴胸(ドウムネ)。
。
赤胴【あかどう】
[運]剣道防具で、胴台が漆などで赤く塗られた胴。
。
文字コード
「胴」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+80F4 |
---|---|
JISX0213 | 1-38-25 |
戸籍統一文字番号 2 | 328450 |
住基ネット統一文字 | J+80F4 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7903 |
新大字典4 | 講談社 | 13120 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 9578 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 29436 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4733 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「胴」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「胴」についての総括
- 胴の画数 :10画
- 胴の部首 : 肉
- 胴の読み方:ドウ・トウ・ズ
- 胴の意味 :動物の頭と手と足を除いた部分/また、それに似た形や部位
以上で「胴」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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