「状」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

状とは、かたち／姿などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、犬部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『状』の字には少なくとも、状ソウ・ 状ジョウ・ 状かたち・ 状かきつけの4種の読み方が存在する。

意味

1. かたち。姿。「状態・環状・奇状・球状・形状・鎖状・扇状」
2. 実情。様子。有様。「状況・状態・異状・罪状・実状・情状・白状・別状・暴状・名状」
3. 書付け。手紙。「状差(じょうさし)・状袋(じょうぶくろ)・賀状・書状・賞状・訴状・免状」

状の用法：状態変化(物質)

状態変化(物質)【じょうたいへんか】とは、物質が集合した状態。温度と圧力の変異によってその状態を変化させる。
低温高圧になるほど固体に近づき、高温低圧になるほど気体に近づく。合わせて「三態」という。

熟語

四字熟語

「状」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

貝状【かいなり】

[Romaji]kainari

かいなりがた(貝状形)
。

樹状突起【じゅじょうとっき】

[英語]dendriticcell

翡翠の髪状【ひすいのかんざし】

ひすい(翡翠)
。

状元【じょうげん】

[中国語]zhuangyuan

離縁状【りえんじょう】

昔、離縁するときに相手に渡す書面。
おもに妻を離縁するときのものを指す。
「三行半(ミクダリハン)」とも呼ぶ。

文字コード

「状」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「状」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。