傅とは、つたえる/つたわるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、人部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 傅 | |
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読み | 音読み | フ ブ デン |
訓読み | かしず(く) つ(く) もり |
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部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 12画 |
部首内画数 | 人部10画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
字体 | 伝 |
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画数 | 6画 |
Unicode | U+4F1D |
JISX0213 | 1-37-33 |
字体 | 傳 |
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画数 | 13画 |
Unicode | U+50B3 |
JISX0213 | 1-49-03 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『傅』の字には少なくとも、傅・ 傅・ 傅・ 傅・ 傅く・ 傅くの6種の読み方が存在する。
意味
- つたえる。つたわる。「傅言(でんごん)・傅授・傅書・傅染・傅送・傅達・傅播(でんぱ)・傅票・傅聞・傅来・傅令・口傅(くでん)・別傅」
- 世に広める。広く知らしめる。「傅道・喧傅(けんでん)・宣傅」
- 受け継ぐ。技能などを授かる。「傅習・傅統・遺傅・直傅(じきでん)・相傅・奥傅・家傅・秘傅」
- 言いつたえ。 語り継がれる神話や昔話。「傅説・俗傅」
- 一代記。人の一生の物語。「傅記・外傅・自傅・小傅・本傅・略傅・列傅」
- 宿場。馬継ぎ場。「傅舎・駅傅」
熟語
太傅【たいふ】
[中国語]Taifu
[歴]中国、周代の三公(SanGong)の一つ。天子を補佐する官。副は少傅(Shaofu)(ショウフ)。
太子太傅【たいしたいふ】
[中国語]TaiziTaifu
[漢]太子を補佐する官。たいふ(太傅)、あほ(阿保)。。
斎き傅く【いつきかしづく】
大切に世話をする。
単に「いつく(斎く、傅く)」とも言う。
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文字コード
「傅」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5085 |
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JISX0213 | 1-48-92 |
戸籍統一文字番号 2 | 010990 |
住基ネット統一文字 | J+5085 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 406 |
新大字典4 | 講談社 | 679 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 523 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 939 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 534 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「傅」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「傅」についての総括
- 傅の画数 :12画
- 傅の部首 : 人
- 傅の読み方:ブ・フ・デン・もり・つく・かしずく
- 傅の意味 :つたえる/つたわる
以上で「傅」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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