異体字「僧」については「僧(漢字)」をご覧ください。
僧とは、仏門に入って修行する人/法師/坊さんなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、人部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 僧 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ソウ 《外》ショウ |
訓読み | ||
部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 人部11画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
字体 | 僧 |
---|---|
画数 | 14画 |
Unicode | U+FA31 |
JISX0213 | 1-14-41 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『僧』の字には少なくとも、僧・ 僧の2種の読み方が存在する。
意味
- 僧【そう】
-
- [仏]仏教の教団。和合衆・和合僧。
- 「サンガ([梵]samgha)」の音訳「僧伽(ソウギャ)」の略。さんが(サンガ)。
- [仏]その一員。沙門(シャモン、サモン)・出家・法師・和合僧。さんが(サンガ)。
熟語
四字熟語
「僧」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
僧伽藍摩 |
僧【そう】
[仏]仏教の教団。和合衆・和合僧。
「サンガ([梵]samgha)」の音訳「僧伽(ソウギャ)」の略。
宮僧【くそう】
しゃそう(社僧)
。
愚僧【ぐそう】
愚かな僧侶。
僧侶が自分自身を謙遜(ケンソン)して呼ぶ第一人称。
「拙僧(セッソウ)」とも呼ぶ。
僧祇【そうぎ】
[仏]([梵]samgha)そうぎゃ(僧伽)
[仏]阿僧祇(asamkhya)の略。
あそうぎ(阿僧祇)
。
売僧【まいす】
僧侶をののしる言葉。仏や仏法を売る僧の意。
売僧坊主
。
文字コード
「僧」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+50E7 |
---|---|
JISX0213 | 1-33-46 |
戸籍統一文字番号 2 | 012550 |
住基ネット統一文字 | J+50E7 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 425 |
新大字典4 | 講談社 | 704 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 549 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 555 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「僧」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「僧」についての総括
- 僧の画数 :13画
- 僧の部首 : 人
- 僧の読み方:ソウ・ショウ
- 僧の意味 :仏門に入って修行する人/法師/坊さん
以上で「僧」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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