「坊」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

坊とは、僧／僧侶／へや／住まい／僧侶の住まい／まち／方形に区切られた土地などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、土部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『坊』の字には少なくとも、坊ボッ・ 坊ボウ・ 坊ホウ・ 坊まち・ 坊へやの5種の読み方が存在する。

意味

僧／僧侶／へや／住まい／僧侶の住まい／まち／方形に区切られた土地

坊の用法：条坊制

条坊制【じょうぼうせい】とは、都城内地の利便性を向上させるために、街路を碁盤の目のように張り巡らせる都市計画および地割制度。藤原京・平城京・長岡京・平安京などに用いられている。京を東西南北に伸びる大路で区切った一区画を「坊」と呼ぶ。「坊」を南北に連ねたものも同様に「坊」と呼び、東西に連ねたものは「条」と呼ばれる。城によって「町」の分割区分が二行八門制や四行八門制などに分かれる。

熟語

四字熟語

「坊」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

御坊【ごぼう】

[Romaji]Gobo

ごぼうし(御坊市)
[交]ごぼうえき(御坊駅)
。

ぼんぼん／坊坊【ぼんぼん】

[関西方言]ぼうや(坊や)・ぼっちゃん(坊ちゃん)。
[関西方言](特に)良家・大店(オオダナ)・主家の若い息子。
育ちのよい青年。

春宮坊【みこのみやのつかさ】

[歴]とうぐうぼう(春宮坊)
。

坊さん【ぼんさん】

(関西弁で)坊主(ボウズ)。
。

御坊／御房【ごぼう】

[Romaji]gobo

寺院またはその僧坊の敬称。
僧侶の敬称。
敬(ウヤマ)って僧侶に呼びかける第２人称。

文字コード

「坊」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「坊」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。