「爆」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、さける/はぜる/弾け破れる/急な膨張で破裂するなどの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、火部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「爆」
字体
読み 音読み バク
《外》ホウ
《外》ヒョウ
《外》ハク
《外》ホク
《外》ボク
訓読み 《外》(ける)
《外》(ぜる)
部首 火部
画数 総画数 19画
部首内画数 火部15画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

爆_書き方
爆の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ボクホクホウヒョウバクハク爆ぜるはぜる爆けるさけるの8種の読み方が存在する。

意味

  1. さける。はぜる。れる。な膨張で破裂する。「爆撃・爆轟・爆砕・爆縮・爆弾・爆竹・爆破・爆発・爆風・爆薬・爆雷・爆裂・起爆・誤爆・自爆・殉爆・被爆・誘爆」
  2. 爆発・爆弾による。「爆死・爆傷・爆沈」
  3. 突然。に。かに。「爆益・爆笑・爆損」
  4. 爆撃、爆撃機の略称。「爆心・空爆・猛爆・盲爆」
  5. 爆弾の略称。「原爆・水爆」

熟語

爆死【ばくし】

爆撃・爆発で死ぬこと。

空爆【くうばく】

[英語]airstrikes

航空機により空から行う爆撃。
⇔くうしゅう(空襲)参照じゅうたんばくげき(絨毯爆撃、絨緞爆撃)、ぴんぽいんとばくげき(ピンポイント爆撃)
意味は航空機爆撃の略だが、一般に「航空機爆撃」は使用されない。
ドレスデン空爆:参照どれすでん(ドレスデン)

爆竹【ばくちく】

([英語]squib)紙筒や細竹に火薬を詰めたもの。
導火線に点火すると爆発して大きな音を出す。
幾つも連ねて連続して鳴らすことが多い。

水爆【すいばく】

[英語]H-bomb/hydrogenbomb

[軍][原]水素爆弾の略称。
すいそばくだん(水素爆弾)

爆弾【ばくだん】

[食]ばくだんあられ(爆弾あられ)

文字コード

「爆」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「爆」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7206
JISX0213 1-39-90
戸籍統一文字番号 2 220120
住基ネット統一文字 J+7206

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「爆」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5583
新大字典4 講談社 9422
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6788
大漢和辞典6 7 大修館書店 19540
大漢語林8 大修館書店 6602

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「爆」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「爆」についての総括
  1. 爆の画数 :19画
  2. 爆の部首 : 火
  3. 爆の読み方:ボク・ホク・ホウ・ヒョウ・バク・ハク・はぜる・さける
  4. 爆の意味 :さける/はぜる/弾け破れる/急な膨張で破裂する
以上で「爆」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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