「股」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、また/もも/腰と膝との間/脚の付け根/脚の間/大腿部などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「股」
字体
読み 音読み
《外》
訓読み また
《外》もも
部首 肉部
画数 総画数 8画
部首内画数 肉部4画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級

書き方・読み方

書き方

股_書き方
股の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ももまたの4種の読み方が存在する。

意味

  1. また。もも。との。大腿部。「股間・股栗(こりつ)・股慄・四股」
  2. 大切な家来。重要な臣下。「股肱(ここう)」
  3. 二股にれているもの。「二股・三股」

熟語

股分【こふん】

[中国語]gufen

[経]株式の中国名。
繁体字(台湾)では「股(人偏+「分」)」と表記する。

猫股/猫又【ねこまた】

[Romaji]mekomata

猫が年老いて尾が二股に分かれ、よく化けるといわれるもの。ばけねこ(化け猫、化猫)。

刺股/指叉【さすまた】

[歴]江戸時代の捕り物用具の一つ。
長い柄の先に二又(フタマタ)(U字型)の金具をつけたもの。
金具を相手の首にはめ、塀や地面に押し付けて取り押える。

三股/三叉【さんまた】

先端が三つ叉(Y字形)になった長い棒。
物や洗濯竿(センタクザオ)などを高い所にかけたり、おろしたりするもの。
「みつまた(三つ股、三つ叉)」とも呼ぶ。

半股引【はんももひき】

[服]膝(ヒザ)の上までしかない短い股引。
膝下までのもの:すててこ(すててこ、ステテコ)

文字コード

「股」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「股」の文字コード一覧
Unicode 1 U+80A1
JISX0213 1-24-52
戸籍統一文字番号 2 326850
住基ネット統一文字 J+80A1

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「股」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 7847
新大字典4 講談社 13038
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9515
大漢和辞典6 7 大修館書店 29284
大漢語林8 大修館書店 4657

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「股」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「股」についての総括
  1. 股の画数 :8画
  2. 股の部首 : 肉
  3. 股の読み方:コ・ク・もも・また
  4. 股の意味 :また/もも/腰と膝との間/脚の付け根/脚の間/大腿部
以上で「股」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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