初とは、物事のはじめ/はじめの段階/早い時期などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、刀部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 初 | |
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読み | 音読み | ショ 《外》ソ |
訓読み | はじ(め) はじ(めて) はつ 《中》そ(める) 《高》うい 《外》うぶ |
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部首 | 刀部 | |
画数 | 総画数 | 7画 |
部首内画数 | 刀部5画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検7級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『初』の字には少なくとも、初・ 初・ 初・ 初めて・ 初め・ 初める・ 初・ 初の8種の読み方が存在する。
意味
- 物事のはじめ。はじめの段階。早い時期。類義語:序「初夏・初期・初級・初春・初旬・初心・初代・初段・初頭・初冬・初歩・月初・最初・当初・年初」
- はつ。うい。はじめての経験。「初演・初学・初見・初婚・初出・初診・初任」
熟語
四字熟語
「初」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
初志貫徹 | 初秋涼夕 |
初夜【そや】
[2]しょや(初夜)
。
初夏【しょか】
夏の初め。
「首夏(シュカ)」とも呼ぶ。
[暦]陰暦四月の異称。
初夜【しょや】
初更(ショコウ)。
しょこう(初更)
[仏]初更に行う勤行(ゴンギョウ)。
「そや(初夜)」とも呼ぶ。
初瀬【はつせ】
[Romaji]Hatsuse
[古]初瀬川(ハセガワ)の古称。はせがわ(初瀬川)
[歴][軍]旧日本海軍の戦艦。1899年(明治32年)就役。
初子【はつね】
[暦]月の最初の子(ネ)の日。
[暦]正月最初の子の日。
古く、子の日の遊びが行われた。
文字コード
「初」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+521D |
---|---|
JISX0213 | 1-29-73 |
戸籍統一文字番号 2 | 022500 |
住基ネット統一文字 | J+521D |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 687 |
新大字典4 | 講談社 | 1157 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 859 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 1911 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 834 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「初」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「初」についての総括
- 初の画数 :7画
- 初の部首 : 刀
- 初の読み方:ソ・ショ・はつ・はじめて・はじめ・そめる・うぶ・うい
- 初の意味 :物事のはじめ/はじめの段階/早い時期
以上で「初」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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