「言」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

言とは、いう／話す／述べる／文句／言葉／ものを口から発するなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、言部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『言』の字には少なくとも、言ゴン・ 言ゲン・ 言ギン・ 言ことば・ 言こと・ 言ういうの6種の読み方が存在する。

意味

1. いう。話す。述べる。文句。言葉。ものを口から発する。「言語・言行・言下・言外・言質(げんち)・片言隻句・千言万語・多言・巧言・代言・食言・失言・放言・宣言・格言・金言・方言・緒言・用言・換言・甘言・極言・苦言・空言(そらごと)・建言・広言・讒言(ざんげん)・祝言(しゅうげん)・助言・寸言・忠言・提言・暴言・名言・流言・遺言(ゆいごん)・伝言・無言・真言・言明・言論・言上(ごんじょう)・他言(たごん)・雅言・進言・断言・予言・有言実行・言語道断」

熟語

四字熟語

「言」の漢字を語中にもつ四字熟語24種を表にまとめる。

無言【むごん】

ものを言わないこと。しゃべらないでいること。
「むげん(無言)」とも呼ぶ。

縷言【るげん】

るせつ(縷説)
。

言質【げんち】

[法]後(ノチ)の証拠(ショウコ)となるような約束の言葉。
「言葉質(コトバジチ)」とも呼ぶ。
「げんしつ」、「げんしち」は慣用読み。

寝言【ねごと】

眠っている間に無意識に発する言葉。
(転じて)意味をなさない言葉・たわごと(戯言)。
寝言は寝て言え：(ケンカなどで)相手の言った内容をバカにして言い返す言葉。

無言【むげん】

むごんのぎょう(無言の行)
。

文字コード

「言」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「言」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。