誌とは、しるす/書き留める/事実を書き記したものなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、言部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 誌 | |
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読み | 音読み | シ |
訓読み | 《外》しる(す) | |
部首 | 言部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 言部7画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『誌』の字には少なくとも、誌・ 誌すの2種の読み方が存在する。
意味
熟語
地誌【ちし】
参照ふどき(風土記)
。
心誌【しんし】
[英語]psychograph
[心]さいこぐらふ(サイコグラフ)。
雑誌【ざっし】
[英語]magazine
「マガジン」とも呼ぶ。
雑誌専門図書館:おおやそういちぶんこ(大宅壮一文庫)1981年(昭和56年)雑誌の売り上げが書籍を抜く。
。
女学新誌【じょがくしんし】
[文]巌本善治(ヨシハル)が刊行。じょがくざっし(女学雑誌、女學雜誌)。1884年(明治17年)6月発刊。
女学雑誌/女學雜誌【じょがくざっし】
[歴]明治中期の婦人雑誌。
「女学新誌」の後身として1885.7.(明治18)創刊、1904.2.(明治37)526号以後は不詳。万春堂(のちに女学雑誌社)発行。
文字コード
「誌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8A8C |
---|---|
JISX0213 | 1-27-79 |
戸籍統一文字番号 2 | 403030 |
住基ネット統一文字 | J+8A8C |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 9352 |
新大字典4 | 講談社 | 15759 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 11956 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 35501 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 10716 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1968年(昭和43年)
学年別漢字配当表(昭和43年)に掲載
小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表(備考欄)」に記載される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「誌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「誌」についての総括
- 誌の画数 :14画
- 誌の部首 : 言
- 誌の読み方:シ・しるす
- 誌の意味 :しるす/書き留める/事実を書き記したもの
以上で「誌」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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