「匂」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

匂とは、におう／におい／良い香りがするなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、勹部に分類される。日本では常用漢字、国字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

漢字「匂」
字体		匂
読み	音読み
読み	訓読み	にお(う)
部首		勹部
画数	総画数	4画
画数	部首内画数	勹部2画
国語施策		常用漢字・国字
JIS漢字水準		JIS第1水準
漢字検定		漢検2級

書き方・読み方
- 書き方
- 読み方
意味
熟語
文字コード
検字番号
国語施策
まとめ

書き方・読み方

書き方

読み方

『匂』の字には少なくとも、匂うにおうの1種の読み方が存在する。

意味

におう。におい。良い香りがする。「匂桜・匂菫」
色の濃さの階調。色目。「紅匂・櫨匂(はじにおい)・紫匂」
刃文。日本刀の刃にうつる模様。「匂口」

熟語

匂い【におい】

香り。香気。
雰囲気。

酒匂川【さかわがわ】

[Romaji]SakawaGawa

[地]神奈川県西部を流れる川。全長約46キロメートル。
富士山東麓から発源し、小田原市の東方で相模湾(サガミワン)に注(ソソ)ぐ。

蘇芳の匂／蘇方の匂【すおうのにおい】

[服]すおうがさね(蘇芳襲、蘇方襲)
。

ニオイネズミ／匂い鼠／匂鼠【においねずみ】

[英語]muskrat

[哺]ますくらっと(マスクラット)
。

ニオイミゾホオズキ／匂溝酸漿【においみぞほおずき】

[学名]Mimulusmoschatus

[植]シソ目(Lamiales)ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)ミゾホオズキ属(Mimulus)の多年草。アメリカ原産。
「ジャコウミゾホオズキ(麝香溝酸漿)」、「マスクフラワー([英語]muskflower)」、「ミムラス」、「モンキーフラワー([英語]monkeyflower)」とも呼ぶ。

文字コード

「匂」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「匂」の文字コード一覧
Unicode ¹	U+5302
JISX0213	1-38-87
戸籍統一文字番号 ²	029050
住基ネット統一文字	J+5302

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「匂」の検字番号一覧
書籍	出版社	検字番号
角川大字源³	角川書店	850
新大字典⁴	講談社	1385
新潮日本語漢字辞典⁵	新潮社	1045
大漢和辞典⁶ ⁷	大修館書店	2503
大漢語林⁸	大修館書店	1035

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

まとめ

「匂」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「匂」についての総括

匂の画数　：4画
匂の部首　：勹
匂の読み方：におう
匂の意味　：におう／におい／良い香りがする

以上で「匂」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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