債とは、かり/借金/借財/他人から借りた金品を返す義務などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、人部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 債 | |
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読み | 音読み | サイ 《外》サク 《外》シャ 《外》シャク |
訓読み | 《外》か(し) 《外》か(り) |
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部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 人部11画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『債』の字には少なくとも、債・ 債・ 債・ 債・ 債り・ 債しの6種の読み方が存在する。
意味
- かり。借金。借財。他人から借りた金品を返す義務。「債務・債券・書債・負債・文債・画債」
- 借金の返済を迫る。貸した金銭を取りたてること。「債鬼・債権・債主」
- 債券の略称。「円債・外債・起債・公債・国債・社債・募債・仕組債・五分債・利付債・割引債」
熟語
報国債券【ほうこくさいけん】
[歴]1940年(昭和15年)5月13日、日本勧業銀行が発売した宝クジ。
。
日本債券信用銀行【にほんさいけんしんようぎんこう】
[古][経]長期信用銀行の一つ。正称は「にっぽんさいけんしんようぎんこう(日本債券信用銀行)」。
本店は東京都千代田区。
日本債券信用銀行【にっぽんさいけんしんようぎんこう】
[古]にほんさいけんしんようぎんこう(日本債券信用銀行)
。
文字コード
「債」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+50B5 |
---|---|
JISX0213 | 1-26-36 |
戸籍統一文字番号 2 | 011970 |
住基ネット統一文字 | J+50B5 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 418 |
新大字典4 | 講談社 | 714 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 540 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 1022 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 547 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「債」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「債」についての総括
- 債の画数 :13画
- 債の部首 : 人
- 債の読み方:シャク・シャ・サク・サイ・かり・かし
- 債の意味 :かり/借金/借財/他人から借りた金品を返す義務
以上で「債」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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