「労」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

労とは、はたらく／精を出して働く／骨折りなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、力部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『労』の字には少なくとも、労ロウ・ 労リョウ・ 労くはたらく・ 労うねぎらう・ 労れるつかれる・ 労るいたわるの6種の読み方が存在する。

意味

1. はたらく。精を出して働く。骨折り。「労銀・労賃・労働・労務・労力・旧労・勤労・功労・就労・徒労」
2. つかれる。心や体が疲れ果てる。「労苦・過労・苦労・心労・辛労・煩労・疲労・報労」
3. いたわる。ねぎらう。「慰労」
4. 労働・労働者の略称。「労基・労災・労使・労資・労農・労連・厚労省」

熟語

四字熟語

「労」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

労作【ろうさ】

[Romaji]rosa／roosa／rohsa、[英語]exertion

労咳【ろうがい】

[中国語]laoke

労農【ろうのう】

[英語]workersandfarmers／laboursandfarmers、[米語]laborsandfarmers

労働者と農民の併称。
労農党(labor-farmerparty、labour-farmerparty)労農政府(SovietGovernment)
。

労山【ろうざん】

[中国語]Laoshan

労作【ろうさく】

[Romaji]rosaku／roosaku／rohsaku

骨を折って働くこと・労働。
苦心・努力して作り上げた作品・力作(リキサク)。
多くは他人の作品を称賛するときに用いる。

文字コード

「労」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「労」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。