「吉」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

吉とは、よい／立派／めでたい／幸い／縁起が良いなどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、口部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「吉」
字体		吉
読み	音読み	キチキツ
読み	訓読み	《外》よ(い)
部首		口部
画数	総画数	6画
画数	部首内画数	口部3画
国語施策		常用漢字
JIS漢字水準		JIS第1水準
漢字検定		漢検3級
日本語能力検定		JLPT N1

書き方・読み方
- 書き方
- 読み方
意味
熟語
文字コード
検字番号
国語施策
まとめ

書き方・読み方

書き方

読み方

『吉』の字には少なくとも、吉キツ・吉キチ・吉いよいの3種の読み方が存在する。

意味

よい。立派。めでたい。幸い。縁起が良い。対義語：凶「吉凶・吉事・吉報・小吉・大吉・不吉・末吉」

熟語

四字熟語

「吉」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「吉」が入る四字熟語
黄道吉日こうどうきちにち	大安吉日たいあんきちじつ

吉備【きび】

[Romaji]Kibi

[歴]山陽道の古代国名。
大化の改新後、備前・備中・備後に分けられ、713(和銅6)美作(ミマサカ)が分立。
備前：岡山県の南東部。

吉野【よしの】

[Romaji]Yoshino

奈良県南部の地名。
林業地帯で、吉野杉で知られる。
吉野のヤマザクラ：参照やまざくら(ヤマザクラ、山桜)
[地]よしのがわ(吉野川)
よしのぐん(吉野郡)
よしのちょう(吉野町)
[軍]旧日本軍の巡洋艦。

吉利【きつり】

[中国語]jili

[形]めでたい、験(ゲン)がよい。幸福(シアワセ)である。
(中国で)かまどの神。

吉見【よしみ】

[Romaji]Yoshimi

よしみまち(吉見町)
[交]よしみえき(吉見駅)
。

日吉【ひよし】

[Romaji]Hiyoshi

ひよしちょう(日吉町)
[交]ひよしえき(日吉駅)
[古]ひよしむら(日吉村)
。

文字コード

「吉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「吉」の文字コード一覧
Unicode ¹	U+5409
JISX0213	1-21-40
戸籍統一文字番号 ²	038130
住基ネット統一文字	J+5409

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「吉」の検字番号一覧
書籍	出版社	検字番号
角川大字源³	角川書店	1064
新大字典⁴	講談社	1767
新潮日本語漢字辞典⁵	新潮社	1296
大漢和辞典⁶ ⁷	大修館書店	3289
大漢語林⁸	大修館書店	1260

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年（昭和21年）11月

当用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。

1981年（昭和56年）10月

常用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

まとめ

「吉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「吉」についての総括

吉の画数　：6画
吉の部首　：口
吉の読み方：キツ・キチ・よい
吉の意味　：よい／立派／めでたい／幸い／縁起が良い

以上で「吉」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい

誤字／脱字／間違い／その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。