「型」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

型とは、かた／土などで作られた鋳型／物の姿を象ったものなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、土部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『型』の字には少なくとも、型ケイ・ 型ギョウ・ 型かたの3種の読み方が存在する。

意味

1. かた。土などで作られた鋳型。物の姿を象ったもの。「原型・紙型・母型」
2. 基本のかたち。タイプ。類義語：形「形式・定型・模型・類型・新型」
3. 模範となるもの。手本。見本。「典型・儀型」
4. 武道・古典芸能における基本動作。

熟語

鋳型【いがた】

[英語]mold

参照なかご(中子、中心、中型)
。

型紙【かたがみ】

[Romaji]katagami

型染めに用いる、模様を彫り抜いた厚紙。かたいた(型板、形板)。
厚紙は柿渋を塗った和紙を重ねて作る。

紅型【びんがた】

沖縄で発達した糊(ノリ)を防染(ボウセン)に用いる染めの技法。
型染めと筒描きがあり、染料には植物染料と顔料を併用する。
型染めは普通、一枚の型紙を用いて手捺染(テナッセン)し、多彩な色挿しとぼかしの技法によって複雑な色調を染め分ける。

銭型【ぜにがた】

銭の形(カタチ)。
[社]祭りや葬礼に用いる、銭の形に切った紙。
しせん(紙銭、紙錢)
。

藍型【えーがた】

[沖縄方言]藍型(アイガタ)。
あいがた(藍型)
。

文字コード

「型」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「型」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。