姫とは、身分の高い女性に対する敬称/貴婦人/貴人の娘などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、女部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 姫 | |
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読み | 音読み | 《外》シン 《外》キ 《外》イ |
訓読み | ひめ | |
部首 | 女部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 女部7画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『姫』の字には少なくとも、姫・ 姫・ 姫・ 姫の4種の読み方が存在する。
意味
- 身分の高い女性に対する敬称。貴婦人。貴人の娘。類義語:媛 対義語:彦
- キ。「姫妾(きしょう)・寵姫(ちょうき)・美姫・妖姫」
- ひめ。「姫鑑(ひめかがみ)・歌姫・乙姫(おとひめ)・舞姫・最姫(もひめ)」
熟語
虞姫【ぐき】
[中国語]YuJi
[人]ぐびじん(虞美人)。
姫糊【ひめのり】
残り飯に水を加えてすりつぶした糊。
洗い張りなどに使用する。あらいはり(洗い張り、洗張り)。
姫宮【ひめみや】
ないしんのう(内親王)
古くは「ひめみこ」。
。
橋姫【はしひめ】
橋を守る女神。
嫉妬深いという。
宇治の橋姫:うじのはしひめ(宇治の橋姫)
[文]『源氏物語』第四十五帖の巻名。
桂姫【かつらひめ】
[歴]かつらめ(桂女)
。
文字コード
「姫」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+59EB |
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JISX0213 | 1-41-17 |
戸籍統一文字番号 2 | 071240 |
住基ネット統一文字 | J+59EB |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 1873 |
新大字典4 | 講談社 | 3168 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2328 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 6229 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2279 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「姫」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「姫」についての総括
- 姫の画数 :10画
- 姫の部首 : 女
- 姫の読み方:シン・キ・イ・ひめ
- 姫の意味 :身分の高い女性に対する敬称/貴婦人/貴人の娘
以上で「姫」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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