察とは、あきらか/あきらかになる/詳しく知る/詳しく調べる/よく見るなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、宀部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 察 | |
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読み | 音読み | サツ 《外》セチ |
訓読み | 《外》あき(らか) 《外》し(る) 《外》み(る) |
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部首 | 宀部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 宀部11画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検7級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『察』の字には少なくとも、察・ 察・ 察る・ 察る・ 察らかの5種の読み方が存在する。
意味
- 察【さつ】
-
- [俗]警察の隠語。
- ([中国語]Cha)中国北部の察哈爾(Chaha’er)(チャハル)の別名・略称。
ちゃはる(チャハル、察哈爾)
熟語
四字熟語
「察」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
察言観色 |
察【さつ】
[俗]警察の隠語。
([中国語]Cha)中国北部の察哈爾(Chaha’er)(チャハル)の別名・略称。
ちゃはる(チャハル、察哈爾)
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警察【けいさつ】
[英語]police(ポリス)
第二次世界大戦直後の一時期、公僕(コウボク)として庶民の味方をイメージするため、一般人とのダンスパーティーを開いたこともあった。こうぼく(公僕)、わかいおまわりさん(若いお巡りさん)。
([英語]policestation)警察署、または警視庁。
巡察【じゅんさつ】
見回って事情を調べること。
巡察使(シ)
[軍]歩哨(ホショウ)の立っている所を見廻ること。ほしょう(歩哨)。
按察使/按察【あぜち】
[歴]奈良時代の地方行政監督官。719年(養老3.7.年)初めて設置された令外官(リョウゲノカン)。
畿内・西海道を除き、特定の国司が兼任して隣接する2~4ヶ国を監察した。
警察犬【けいさつけん】
警視庁の警察犬慰霊碑:東京都板橋区にある動物霊園の東京家畜博愛院内。
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文字コード
「察」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5BDF |
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JISX0213 | 1-27-01 |
戸籍統一文字番号 2 | 082800 |
住基ネット統一文字 | J+5BDF |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2106 |
新大字典4 | 講談社 | 3552 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2618 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 7283 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2572 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「察」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 察の画数 :14画
- 察の部首 : 宀
- 察の読み方:セチ・サツ・みる・しる・あきらか
- 察の意味 :あきらか/あきらかになる/詳しく知る/詳しく調べる/よく見る
ウサタロー