「尊」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

尊とは、たっとい／たっとぶ／敬う／大切にするなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、寸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『尊』の字には少なくとも、尊ソン・ 尊みこと・ 尊ぶとうとぶ・ 尊いとうとい・ 尊ぶたっとぶ・ 尊いたっといの6種の読み方が存在する。

意味

1. たっとい。たっとぶ。敬う。大切にする。対義語：卑
   • ソン。「自尊・追尊・尊敬・尊称・尊崇・尊属・尊大・尊重・尊卑」
2. 神や身分の高い人に敬意を表す語。類義語：命
   • ソン。「至尊・世尊・釈尊・尊意・尊顔・尊公・尊像・尊台・尊堂・尊父・尊名」
   • みこと。「日本武尊(やまとたけるのみこと)」

熟語

四字熟語

「尊」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

尊父【そんぷ】

他人の父の尊称。
「令尊(レイソン)」とも呼ぶ。
。

慈尊【じそん】

[仏]弥勒菩薩の別称。
みろくぼさつ(弥勒菩薩)
。

三尊【さんぞん】

[仏] さんそん(三尊)
。

天尊【てんそん】

[仏]仏の尊称。
[数]和算で代数学のこと。てんげん(天元)。

三尊【さんそん】

尊ぶべき三人の人。君・父・師。
「さんぞん」とも読む。

文字コード

「尊」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「尊」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。