斥とは、しりぞける/押しのけるなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、斤部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 斥 | |
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読み | 音読み | セキ 《外》シャク 《外》タク 《外》チャク 《外》シャ |
訓読み | 《外》うかが(う) 《外》しりぞ(ける) |
|
部首 | 斤部 | |
画数 | 総画数 | 5画 |
部首内画数 | 斤部1画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『斥』の字には少なくとも、斥・ 斥・ 斥・ 斥・ 斥・ 斥ける・ 斥うの7種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「斥」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
排斥擠陥 |
斥候【せっこう】
[英語]scout(スカウト)/feeler、[フランス語]eclaireur(エクレルール)
[軍]敵情や地形などを偵察・捜索するため部隊から少数の兵士を派遣すること。またその兵士。「うかみ(斥候)」とも読む。
斥候/窺見/候/間諜【うかみ】
「窺(ウカガ)い見る」の意。
[古]その土地や相手方の事情や動静を知るため、様子をさぐること。また、その者。文字コード
「斥」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+65A5 |
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JISX0213 | 1-32-45 |
戸籍統一文字番号 2 | 151730 |
住基ネット統一文字 | J+65A5 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 3744 |
新大字典4 | 講談社 | 6266 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4463 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 13535 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4355 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「斥」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「斥」についての総括
- 斥の画数 :5画
- 斥の部首 : 斤
- 斥の読み方:チャク・タク・セキ・シャク・シャ・しりぞける・うかがう
- 斥の意味 :しりぞける/押しのける
以上で「斥」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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