「梅」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「梅」については「梅(漢字)」をご覧ください。

とは、うめ/うめの木/バラ科サクラ属の落葉高木などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「梅」
字体
読み 音読み バイ
《外》
訓読み うめ
部首 木部
画数 総画数 10画
部首内画数 木部6画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検7級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「梅」
字体
画数 11画
Unicode U+FA44
JISX0213 1-85-69

書き方・読み方

書き方

梅_書き方
梅の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、バイうめの3種の読み方が存在する。

意味

  1. うめ。うめの。バラサクラの落葉高木。「梅園・梅花・梅林・寒梅・紅梅・落梅・老梅」
  2. 梅雨(つゆ)の略称。「出梅・入梅」
  3. 性病のつ。類義語:「梅毒・駆梅・検梅」
梅【むめ】
  • [古][植]ウメ(梅)の古称。
    うめ(ウメ、梅)、うめ(梅)
  • 熟語

    梅【むめ】

    [古][植]ウメ(梅)の古称。
    うめ(ウメ、梅)、うめ(梅)

    紅梅【こうばい】

    紅色の花が咲く梅。
    紅梅が中国から渡来して中古から賞美され、それ以前の梅は野梅(白梅)をさす。
    [色]紅梅色。

    梅嶺【ばいれい】

    [中国語]Meiling

    中国中央部、湖北省(HubeiSheng)(コホクショウ)の省都武漢市(WuhanShi)(ブカンシ)近郊の景勝地、東湖(DongHu)にある毛沢東主席の別邸。

    栗梅【くりうめ】

    [色]染色の一つ。赤茶色。栗皮色よりやや赤みをおびる。

    梅雨/黴雨【つゆ】

    [気]参照なたねづゆ(ナタネ梅雨、菜種梅雨、菜種づゆ)、さざんかづゆ(さざんか梅雨、サザンカ梅雨、山茶花梅雨)
    梅雨に入る(入梅)、梅雨が明ける
    空梅雨:からつゆ(空梅雨、乾梅雨)

    文字コード

    「梅」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「梅」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+6885
    JISX0213 1-39-63
    戸籍統一文字番号 2 166580
    住基ネット統一文字 J+6885

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「梅」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 4210
    新大字典4 講談社 6912
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5052
    大漢和辞典6 7 大修館書店 14795’
    大漢語林8 大修館書店 5116

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    国語施策

    1946年(昭和21年)11月
    当用漢字表に掲載
    国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
    1981年(昭和56年)10月
    常用漢字表に掲載
    国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
    1989年(平成元年)
    学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
    平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
    9」に
    第4学年の配当漢字として公示される。
    2010年(平成22年)11月
    改定常用漢字表に掲載
    文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
    2017年(平成29年)
    学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
    令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
    第4学年の配当漢字として公示される。

    まとめ

    「梅」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「梅」についての総括
    1. 梅の画数 :10画
    2. 梅の部首 : 木
    3. 梅の読み方:メ・バイ・うめ
    4. 梅の意味 :うめ/うめの木/バラ科サクラ属の落葉高木
    以上で「梅」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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