「猶」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

猶とは、ためらう／ぐずぐずする／疑い惑うなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、犬部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『猶』の字には少なくとも、猶ヨウ・ 猶ユウ・ 猶キュウ・ 猶ごとしなお…ごとし・ 猶なおの5種の読み方が存在する。

意味

1. ためらう。ぐずぐずする。疑い惑う。「猶予」
2. なお…ごとし。まるで…のようである。「猶子・猶父」

熟語

ユダヤ／猶太【ゆだや】

[英語]Judea

民族名。
英語読みで「ユデア」とも呼ぶ。どれふゅすじけん(ドレフュス事件)。

猶／尚【なお】

[副]相変わらず・やはり。
[副]その上・さらに・いよいよ・ますます。
[副](漢文の訓読で、「なほ……ごとし」の形式をとり)ちょうと……のようだ。

文字コード

「猶」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「猶」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。