「究」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

究とは、きわめる／きわまる／本質を突き詰める／深く探るなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、穴部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『究』の字には少なくとも、究ク・ 究キュウ・ 究めるきわめる・ 究まるきわまるの4種の読み方が存在する。

意味

1. きわめる。きわまる。本質を突き詰める。深く探る。類義語：窮「究明・究理・学究・研究・考究・推究・探究・追究・論究」
2. きわみ。果て。極み。終わり。「究極・究竟(くっきょう)」

熟語

四字熟語

「究」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

Ｆ研究【えふけんきゅう】

[歴][原]日本海軍が行った原爆製造の研究の暗号名。
京都帝国大学理学部の荒勝文策教授らに委託。にごうけんきゅう(二号研究)。

俳句研究【はいくけんきゅう】

[歴][文]改造社が刊行した俳句総合誌。1934年(昭和9年)3月改造社から刊行。1944年(昭和19年)7月戦争により休刊。

二号研究【にごうけんきゅう】

[歴][原]日本陸軍が行った原爆製造の研究の暗号名。1943年(昭和18年)1月軍から委託を受けた理化学研究所の仁科芳雄らが研究を開始。1945年(昭和20年)4月14日ウラン濃縮を試みた熱拡散塔が空襲で焼失。

心霊研究【しんれいけんきゅう】

[英語]psychicalresearch／psychics

霊媒(レイバイ)によって、人間の霊魂と交流しようとする研究。
19世紀半ばアメリカに始まる。
「心霊学」、「サイキックス」とも呼ぶ。

地震研究所【じしんけんきゅうしょ】

[地]東京大学の付属研究施設。1925年(大正14年)東京帝国大学の付属機関として設立。
。

文字コード

「究」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「究」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。