「窃」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

窃とは、ぬすむ／こっそり取る／密かに／人知れずなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、穴部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『窃』の字には少なくとも、窃セツ・ 窃かにひそかに・ 窃むぬすむの3種の読み方が存在する。

意味

1. ぬすむ。こっそり取る。密かに。人知れず。「窃取・窃盗・窃視・窃笑・剽窃(ひょうせつ)」

熟語

窃視【せっし】

そっとぬすみ視(ミ)ること。とうちょう(盗聴)。
。

窃盗【せっとう】

([英語]theft)他人の所有物をこっそり盗み取ること。せっとうざい(窃盗罪)。
窃盗に遭(ア)うことは「盗難(トウナン)」と呼ぶ。

窃聴【せっちょう】

ぬすみ聴(ギ)きすること。
「盗聴(トウチョウ)」とも呼ぶ。
。

窃視症【せっししょう】

[心]異常性欲の一種。
裸体・性行為などをぬすみ視(ミ)ること以外で性的な快感や満足を得られないもの。
「スコポフィリア(scopophilia)」とも呼ぶ。

窃盗罪【せっとうざい】

[法]参照しんぞくそうとう(親族相盗)
。

文字コード

「窃」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「窃」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。