「管」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

管とは、くだ／中空の筒／中がうつろな円筒形のものなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、竹部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『管』の字には少なくとも、管カン・ 管ふえ・ 管るつかさどる・ 管くだの4種の読み方が存在する。

意味

1. くだ。中空の筒。中がうつろな円筒形のもの。「管見・気管・血管」
2. ふえ。楽器の一つ。笛。「管弦・金管・木管・管楽器・琴管」
3. 筆。筆の軸。「管軸・彩管・筆管」
4. つかさどる。ある範囲を取り締まる。支配する。司る。「管掌・管轄・管領・管理・管区・管下・管長・主管・総管・所管・移管・保管」

熟語

四字熟語

「管」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

管鍼【くだばり】

[医]管の中に入れて使用する、鍼術(シンジュツ)用の鍼(ハリ)。また、その技法。
「かんしん(管鍼)」とも呼ぶ。

耳管【じかん】

[英語](単数形)syrinx／(複数形)syringes、syrinxes

管子【かんし】

[中国語]Guanzi

管鬚動物【くだひげどうぶつ】

[羅]Pogonophora

三管【さんかん】

[楽]雅楽で使用する、笙(ショウ)・篳篥(ヒチリキ)・笛の総称。
[歴]さんかんれい(三管領)
三管四職(シシキ)
。

文字コード

「管」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「管」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。