箱とは、はこ/物を入れるための器などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、竹部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 箱 | |
---|---|---|
読み | 音読み | 《外》ショウ 《外》ソウ |
訓読み | はこ | |
部首 | 竹部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 竹部9画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検8級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『箱』の字には少なくとも、箱・ 箱・ 箱の3種の読み方が存在する。
意味
熟語
箱根【はこね】
[Romaji]Hakone
[地]はこねやま(箱根山)はこねまち(箱根町)
。
箱崎【はこざき】
[Romaji]Hakozaki
福岡県福岡市東区の地名。
筥崎宮(ハコザキグウ)がある。はこざきぐう(筥崎宮)。
筆箱【ふでばこ】
ペン・鉛筆・消しゴムなど筆記用具を入れる携帯用の容器。
「筆入れ」とも呼ぶ。しーす(シース)。
箱鮨【はこずし】
[食]方形の木枠に酢飯(スメシ)(鮨飯)を詰め、その上に魚介類や卵焼などの種(タネ)(具)を並べ、押し蓋(ブタ)で押し固めた関西風の鮨。
種は焼き物・煮物・酢の物で、生ものは使用しない。
木枠は二寸六分(8センチメートル弱)で、鮨は切って出す。
箱膳【はこぜん】
奉公人などが各自の食器を入れておく箱。食事の時は箱の蓋(フタ)を膳として用いる。
「きりだめ(切り溜め、切溜)」とも呼ぶ。
文字コード
「箱」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7BB1 |
---|---|
JISX0213 | 1-40-02 |
戸籍統一文字番号 2 | 293060 |
住基ネット統一文字 | J+7BB1 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7082 |
新大字典4 | 講談社 | 11733 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8585 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 26209 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8316 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。
第3学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「箱」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「箱」についての総括
- 箱の画数 :15画
- 箱の部首 : 竹
- 箱の読み方:ソウ・ショウ・はこ
- 箱の意味 :はこ/物を入れるための器
以上で「箱」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。