「器」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

器とは、うつわ／入れ物／道具などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、口部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『器』の字には少なくとも、器キ・ 器うつわの2種の読み方が存在する。

意味

1. うつわ。入れ物。道具。「器械・器楽・器具・器材・器財・器物・火器・楽器・機器・凶器・銀器・計器・工器・祭器・磁器・神器・漆器・什器(じゅうき)・食器・石器・茶器・鉄器・土器・陶器・鈍器・武器・名器・容器・利器・消化器」
2. 心の広さ。人物。才能。「器才・器量」
3. (生物)特定の働き・形をもつ組織。「器官・性器・臓器」

熟語

四字熟語

「器」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

五器【ごき】

[仏]ごぐそく(五具足)
ごき(御器、五器)
。

涙器【るいき】

[Romaji]ruiki、[英語]lacrimalapparatus、[羅]apparatuslacrimalis

戎器【じゅうき】

[Romaji]juki

戦争に用いる刀剣・銃砲・弾薬・爆薬などの器具・機械の総称。
武器・兵器・戎具。
。

土師器【はじき】

[歴]弥生式(ヤヨイシキ)土器の系統をひいた、古墳時代初期以降の素焼(スヤキ)の赤褐色の土器。
文様は少なく、煮炊きや食器に用いる実用的なものが多い。
参考すえき(須恵器)、はにわ(ハニワ、埴輪)
。

転路器【てんろき】

[交]てんてつき(転轍機、転てつ機)
。

文字コード

「器」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「器」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。