箸とは、はし/食べ物を挟むための二組の細い棒などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、竹部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。
字体 | 箸 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ト 《外》チョ 《外》ジョ 《外》チャク |
訓読み | はし | |
部首 | 竹部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 竹部9画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検2級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『箸』の字には少なくとも、箸・ 箸・ 箸・ 箸・ 箸の5種の読み方が存在する。
意味
- 箸【はし】
-
[英語]chopsticks
- [食]東アジアなどで、食べ物を挟み取って食べるのに用いる、二本の細い棒。
木・竹・象牙(ゾウゲ)・金属などで作る。- 割り箸、竹箸、塗り箸桑の箸:くわのはし(桑の箸)
- 二本単位で、一膳(イチゼン)・二膳(ニゼン)と数える。
銀製の箸は毒に触れると黒く変色するので、毒の混入を発見しやすいとされる。 - [食]東アジアなどで、食べ物を挟み取って食べるのに用いる、二本の細い棒。
熟語
四字熟語
「箸」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
象箸玉杯 |
箸【はし】
[英語]chopsticks
[食]東アジアなどで、食べ物を挟み取って食べるのに用いる、二本の細い棒。木・竹・象牙(ゾウゲ)・金属などで作る。
割り箸、竹箸、塗り箸桑の箸:くわのはし(桑の箸)
二本単位で、一膳(イチゼン)・二膳(ニゼン)と数える。
塵箸【ちりばし】
[Romaji]chiri-bashi
[建]茶庭の露地内にある塵穴(チリアナ)の役石に立てかけておく青竹の箸。一会の都度、新しく削って作る。
箸の上部は流派によって異なり、表千家は斜めに、裏千家は平らに削る。
金箸【かなはし】
[工]やっとこ(ヤットコ、鋏)
。
刺し箸【さしばし】
[食]箸の先端を食べ物に突き刺すこと。
食事の作法では禁じられている。
。
寄せ箸【よせばし】
[食]箸の先端で食器の中の食べ物や食卓の食器を動かすこと。
特に、箸で食器を自分の許に寄せること。
食事の作法では禁じられている。
文字コード
「箸」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7BB8 |
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JISX0213 | 1-40-04 |
戸籍統一文字番号 2 | 293210 |
住基ネット統一文字 | J+B7B7 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7083 |
新大字典4 | 講談社 | 11742 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8586 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 26224 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8324 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「箸」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「箸」についての総括
- 箸の画数 :15画
- 箸の部首 : 竹
- 箸の読み方:ト・チョ・チャク・ジョ・はし
- 箸の意味 :はし/食べ物を挟むための二組の細い棒
以上で「箸」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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