「紅」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

紅とは、くれない／鮮やかな赤い色などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『紅』の字には少なくとも、紅コウ・ 紅グ・ 紅ク・ 紅もみ・ 紅べに・ 紅くれない・ 紅いあかいの7種の読み方が存在する。

意味

1. くれない。鮮やかな赤い色。「紅顔・紅玉・紅裙(こうくん)・紅色・紅茶・紅潮・紅灯・紅白・紅毛・紅葉・紅蓮(ぐれん)・暗紅・鮮紅・浅紅・淡紅・丹紅・深紅(しんく)」
2. べに。べに色の染料・顔料。「紅唇・紅粉・紅花(べにばな)」
3. 女性。女に関する語。「紅涙・紅一点」

熟語

四字熟語

「紅」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

紅【べに】

ベニバナ(紅花)の花弁から採った鮮紅色の色素。べにばな(ベニバナ、紅花)。
(転じて、ベニバナ以外の)エンジムシ(臙脂虫)などから採った紅色の色素。

紅旗【こうき】

[中国語]hongqi／Hongqi

赤色の旗。
[歴]中国共産党中央委員会の理論雑誌。毎月１日・16日発行の半月刊。

視紅【しこう】

[英語]rhodopsin

紅蓮【ぐれん】

[色]盛んに燃え上がる炎の色。真っ赤。
紅蓮地獄を「紅の炎が燃えたぎる所」と誤認したことから。

紅河【こうが】

[中国語]HongHe／Honghe

文字コード

「紅」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「紅」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。