「罰」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

罰とは、ばつ／仕置き／懲らしめ／違法／違反／罪に対する制裁などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、网部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『罰』の字には少なくとも、罰ボチ・ 罰バツ・ 罰バチ・ 罰ハツの4種の読み方が存在する。

意味

1. ばつ。仕置き。懲らしめ。違法／違反／罪に対する制裁。「罰金・罰則・刑罰・厳罰・処罰・賞罰・体罰・懲罰」
2. 神仏による咎め。悪事の報い。「天罰・神罰・仏罰(ぶつばつ／ぶつばち)」

熟語

四字熟語

「罰」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

刑罰【けいばつ】

[法]国家が法律に従い犯罪者に科する制裁。
日本の刑法では、死刑・懲役・禁固・罰金・拘留・科料・没収の７種類の刑罰を定めている。
犯罪を行なった者に対する罰。

児童買春・ポルノ処罰法【じどうかいしゅんぽるのしょばつほう】

[法]18歳未満の男女を対象とする。
買春行為や、性欲を興奮・刺激させる写真・ビデオを製造・販売・頒布する行為を犯罪とする。日本人の国外の行為も対象としている。

占領目的阻害行為処罰令【せんりょうもくてきそがいこういしょばつれい】

[歴][法]連合国の日本占領管理を阻害する行為の処罰を定めた政令。
連合国最高司令官の指令・指令施行のために連合国軍の各司令官が発する命令・指令履行のために日本政府が定める法令、それらに違反する行為を包括的に処罰する。
処罰は10年以下の懲役、または20万円以下の罰金などが定められている。

文字コード

「罰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「罰」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。