「腺」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

腺とは、せん／すじ／生き物の体内で物質の分泌・排泄を司る器官などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、肉部に分類される。日本では常用漢字、国字に定められており、高校卒業／大学／一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『腺』の字には少なくとも、腺セン・腺すじの2種の読み方が存在する。

[ドイツ語]Adenoma、[英語]adenoma

[病]腺組織の上皮細胞に発生する腫瘍(シュヨウ)([ドイツ語]Tumor)。
結節状・乳頭状を呈する。
胃腸・卵巣などのの粘膜や、脳下垂体・甲状腺などの内分泌腺にできやすい。

[英語]lacrimalgland、[羅]glandulalacrimalis

[医]涙液を分泌する器官。
目尻(メジリ)側、眼球の上外側の眼窩(ガンカ)部と眼瞼(ガンケン)部にあり、多数の導管が結膜に開く。
分泌は瞬(マバタ)きの刺激のほか、副交感神経・交感神経の支配も受ける。

[英語]sweatgland／sudoriparousgland

[医]参照えくりんせん(エクリン腺)、あぽくりんせん(アポクリン腺)
。

[英語]parotidgland

[医] 。

[英語](単数形)thymus／(複数形)thymuses、thymi

[医]胸骨上部の後ろ側にある扁平葉状の器官。
小児期に発達して思春期まで増大を続け、その後退縮して20歳代には脂肪組織と置換されて消滅する。てぃーさいぼう(Ｔ細胞)。

「腺」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

「腺」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「腺」についての総括

以上で「腺」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

おねがい

誤字／脱字／間違い／その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。