「舎」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

舎とは、いえ／人の住む宿／建物／屋敷などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、舌部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『舎』の字には少なくとも、舎セキ・ 舎シャク・ 舎シャ・ 舎るやどる・ 舎やど・ 舎くおく・ 舎いえの7種の読み方が存在する。

意味

1. いえ。人の住む宿。建物。屋敷。「営舎・駅舎・官舎・厩舎(きゅうしゃ)・禽舎(きんしゃ)・校舎・宿舎・精舎(しょうじゃ)・庁舎・堂舎・病舎・兵舎・茅舎(ぼうしゃ)・牧舎・屋舎」
2. 「寄宿舎」の略称。「舎監・舎長」
3. 一時的な家。仮宿。仮家。「客舎・旅舎」
4. 一日の行程となる三十里。「三舎」
5. 身内を謙遜する語。「舎弟・舎兄」
6. 梵語(ぼんご)の音写。「舎利・舎那(しゃな)」

熟語

四字熟語

「舎」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

舎人【とねり】

[古]律令制における下級役人。
。

舎人【とねり】

[Romaji]Toneri

東京都足立区北西部の地名。南部を入谷(イリヤ)に接し、北部を埼玉県川口市に隣接。
[交]とねりえき(舎人駅)
。

舎密【せいみ】

[オランダ語]chemie(シェミー)

五舎【ごしゃ】

[歴]平安京の内裏(ダイリ)にあって、女御(ニョウゴ)・更衣(コウイ)などの居住した五つの殿舎。
昭陽舎(ショウヨウシャ)・淑景舎(シゲイシャ)・飛香舎(ヒギョウシャ)・凝華舎(ギョウカシャ)・襲芳舎(シュウホウシャ、シホウシャ)の総称。
「宮中五舎」とも呼ぶ。

舎利【しゃり】

[梵]sarira

文字コード

「舎」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「舎」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。