「舟」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ふね/手漕ぎのふね/川などを渡る乗り物などの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、舟部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「舟」
字体
読み 音読み シュウ
《外》シュ
訓読み ふな
ふね
部首 舟部
画数 総画数 6画
部首内画数 舟部0画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検4級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

舟_書き方
舟の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、シュウシュふねふなの4種の読み方が存在する。

意味

  1. ふね。手漕ぎのふね。などを。「舟運・舟軍・舟行・舟師・舟艇・軽舟・孤舟・吞舟(どんしゅう)・漁舟・舟歌(ふなうた)・方舟(はこぶね)・呉越同舟」
  2. ふねのかたちをした。「湯舟」

熟語

四字熟語

「舟」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

「舟」が入る四字熟語
呉越同舟ごえつどうしゅう 載舟覆舟さいしゅうふくしゅう 舟中敵国しゅうちゅうのてきこく
積羽沈舟せきうちんしゅう

田舟【たぶね】

[農]深田(フカダ)で、苗・刈り穂・肥料・人などを運ぶ、底の浅い小舟。
「苗舟(ナエブネ)」とも呼ぶ。なえぶね(苗舟)。

舟和【ふなわ】

[経]芋ようかんを主とする和菓子本舗・和風喫茶店。
本店は東京都台東区駒形。1902年(明治35年)浅草で開業。

柴舟【しばふね】

柴を積んで運ぶ舟。柴を積んだ舟。
「しばつみぶね(柴積み舟)」とも呼ぶ。

高瀬舟【たかせぶね】

川船の一種。川の瀬の浅い所(高瀬)を漕(コ)ぎ通る船。
舳(ヘサキ)が高く上がり底が平らな喫水(キッスイ)の浅い運送船で、古代から近世にかけて広く各地の河川で用いられた。

端舟/端艇【はしぶね】

小舟・ボート([英語]boat)。
ぼーと(ボート)

文字コード

「舟」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「舟」の文字コード一覧
Unicode 1 U+821F
JISX0213 1-29-14
戸籍統一文字番号 2 338860
住基ネット統一文字 J+821F

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「舟」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8088
新大字典4 講談社 13486
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 9809
大漢和辞典6 7 大修館書店 30350
大漢語林8 大修館書店 9209

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「舟」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「舟」についての総括
  1. 舟の画数 :6画
  2. 舟の部首 : 舟
  3. 舟の読み方:シュウ・シュ・ふね・ふな
  4. 舟の意味 :ふね/手漕ぎのふね/川などを渡る乗り物
以上で「舟」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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